但馬アスリートクラブとは

 陸上競技をしたいのに学校に陸上部がない。速く走れるようになりたいのに近くに専門的な指導者がいない。社会人ランナーとして競技を続けたくても環境がない。そんな但馬地域の現状を踏まえ、子供から大人まで誰もが楽しく安全に走れる、そんな場を作ることを目標に但馬アスリートクラブを立ち上げました。
 但馬地方は広い土地を持ちながらも整った施設がなく、これまで陸上競技を始めたくても身近にそういった環境がありませんでした。また、南但馬に関しては陸上部のない中学校がほとんどであり、子供たちは走るのが好きでも陸上競技に触れることができないという現状があります。私たちが陸上競技を通じて経験した多くの感動と人々との出会いを本クラブでの活動を通じて今の子供たちにも体験してほしいという思いです。
本クラブの活動が但馬地方の陸上競技の発展に貢献するとともに、様々な人々を結びつける交流の場となることを願っています。

代表あいさつ

 「但馬からオリンピック選手を!」そんな夢を持って“但馬アスリートクラブ”をここに立ち上げました。こんな私が代表ということでクラブ内ではいつも悩みは尽きませんが、毎日充実した日々を過ごしています。
 東京の陸上クラブを訪問したとき、大きな陸上競技場のトラックが子供や市民ランナーでいっぱいになっている光景を目にしました。日本にもこんなにたくさん走ることが好きな人がいることに感動したと同時に、いつも誰もいない地元の競技場を想像してすごく羨ましく思ったことをよく覚えています。“こんな光景を地元でも作りたい”そんな思いを胸に地元但馬で活動をしています。
 陸上競技を始めてもう10年以上になりますが、人生の転機にはいつも“陸上競技“がありました。青年海外協力隊に参加することができたのも“陸上競技”のおかげです。あきらめずに走り続けてきたおかげで“10秒台を出す”という高校時代の目標も社会人になって達成することができました。「この年になってまだ走ってるの?」こう言われるようになったのは最近の話ではないですが、こんなバカが一人くらいいてもいいんじゃないかと最近では開き直ってます(笑)
 自分がなにかを決断するときにいつも考えることは“自分らしく生きること”。これは“死ぬまでおもろいことをしてやる!”という自分の人生への挑戦でもあります。こんなバカだからこそできる地元とスポーツ界への恩返しの姿がこの陸上クラブだと考えています。地元に元気を与える、そんなクラブを目指して今後も活動をしていきたいと思います。
 田舎から世界へ羽ばたく選手を育成して自分が協力隊で指導した選手とその選手がオリンピックで出会う、そんな日がいつか来たら素敵じゃないですか?
 但馬アスリートクラブの活動が地元と日本と、さらには世界のスポーツの発展に貢献できればと思います。

但馬アスリートクラブ沿革

2013年08月 但馬アスリートクラブ設立
2016年12月 一般社団法人但馬アスリートクラブ設立

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